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治るためのコラム

 

総合治療院シナケア
総合治療院シナケア

■住所
〒465-0093
名古屋市名東区一社1-79第六名昭ビル4階4-C
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■TEL:052-703-5589
■受付時間:
・月~土曜日:
└午前09:00~21:00
■休診日:日曜、祝日
■アクセス
最寄駅:地下鉄東山線「一社駅」
2番出口より徒歩2分
当院は完全予約制となります。
ご来院の際は事前予約をお願いいたします。

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長時間の運転後に起こる腰痛を治すためのポイント

◆ある40代男性の腰痛体験記

 

GWは毎年実家のある東京に帰省していました。

今年はなんと10連休。

 

両親も孫の顔を見るのを楽しみにしています。

また自身も久しぶりに参加する同窓会を楽しみに車に乗り込みました。

 

ナビの渋滞情報によれば東名、新東名、共に高速道路は大渋滞

ただ、それも毎年のことと覚悟を決めめETCゲートをくぐりました。

 

案の定、渋滞に巻き込まれること数時間、、、

特に今年の渋滞は格別でした。

サービスエリアも大渋滞、

車から降りられたのは前半の一回だけでした。

 

それでもようやく目的地に到着。

車から降りようと思ったその瞬間、、、グキッ!? イテテ、、、

 

その後時間と共に腰痛はみるみる悪化。

 

起き上がるのも困難なほどになり、

結局連休を寝て過ごすことになってしまいました、、、

 

 

◆運転後の腰痛

 

少し前になりますが、連休明けは決まって腰痛が悪化して来院される方が多くいらっしゃいます。

 

理由は様々あるのですが、

中でも多いのが長時間の運転の後におこった腰痛です。

 

長時間の運転時に起こる腰痛の多くは腰の筋肉の疲労によって起こります。

 

このとき腰にはどんな事が起こっているのでしょうか?

 

どうして座っているだけなのに腰の筋肉は疲労してしまうのでしょうか?

 

今回はその腰痛の正体(メカニズム)を紐解いていくことで、

その腰痛を予防する方法をみつけて行きたいと思います。

 

 

◆腰は宙に浮いている

 

結論から言えば、

運転しているとき、

腰の背骨は、中に浮いた状態になっています。

 

そして、

腰の筋肉は、その浮いた背骨を支えるために常に頑張り続けているのです。

 

具体的にどういうことか?

今回は手書きのナイスな図で説明させいただきます。

 

 

椅子に座った時、

特に車のシートに座るときは背中を持たれかけさせて座る方がほとんどかと思います。

 

背中がもたれる(頼る)ものがあることで、長時間の運転の疲れを軽減させてくれています。

 

では、今回のテーマである腰はどうなっているのでしょうか?

 

図の赤い三角部分にご注目ください!

 

腰とシートの間に隙間(赤い三角部分)ができてしまっているのがお判りいただけるかと思います。

この隙間によって、もたれるものもないまま、宙に浮いた状態となっています。

 

当然、腰の骨にかかる体重は、隙間の空間へと落ちていこうとしてしまいます。

その時、腰の背骨にはへし折れるようなストレスがかかり続けるわけですが、
これが折れてしまわないように支えているのが腰の骨を支えている筋肉たちになります。

 

筋肉の気持ちになって想像してみてください。

腰にかかる重みを支えながら数時間。。。

そりゃー辛いですよね。

 

そうして疲労した筋肉は固くこわばっていますから、
目的地に到着後、急に動いた際に筋肉が急に引き伸ばされた際にうまく伸びることができず、
筋肉に小さな肉離れが起こってしまったのです。

 

これが、今回の長時間運転後に起こった腰痛の正体(メカニズム)になります。

 

 

◆背もたれならぬ『腰もたれ』

 

では、今回の腰痛をどうしたら防ぐことだできたのでしょうか?

答えは簡単です。

 

背中だけではなく、

腰にも頼る相手、

もたれ掛かる相手を作ってあげればいいのです。

 

車のシートと腰の隙間の空間(赤い三角部分)

ここをいかに塞いであげられるかがポイントになります。

 

車用品のコーナーに行くと、

それを目的とした商品がいくつもあります。

ありすぎてどれを買っていいか迷うほどですが、

個人的にはわざわざ買わなくてもいいのではと思います。

 

例のごとく、

私自身いろいろと買って試しては見ましたが、

正直どれもしっくりこないため、結局使わなくなってしまいました。

結局は既成品ですので自分にしっくりくる感じを見つけづらいからだと思われます。

 

そんな中で私が見つけ出したおすすめの方法は、

『バスタオル』

を使った方法です。

 

 

◆シナケア流『バスタオル腰もたれ』の作り方

 

それでは作り方のご紹介です

 

 

①バスタオルを四つ折りにします

②四つ折りにしたものを端からクルクルと巻いて筒状にします

③それを車のシート、座面と背もたれの角部分(赤い三角部)に置きます

※ちょうど骨盤の後ろあたりに来る形になります

 

後は意識せず自然に背もたれにもたれてみてください。

骨盤と背中がそれぞれに後ろから支えられている感じがあればOKです

 

注:座り位置が浅くなるような感じがする場合は、あくまで自然に座れるように筒の形を工夫します。

 

 

◆おすすめの理由

 

シナケア流『バスタオル腰もたれ』の最大のメリットは自身の体型に合わせて調整が可能であることです。

・背もたれの角度
・筒の厚み

少々面倒であっても、この二点を工夫しつつ、自然に座れる位置を見つけていかれることで、軽自動車であっても高級車の座り心地をご体感いただけることでしょう。

 

シナケアでは、こういった工夫をご提案することで治療の効果を最大限に高めています。

 

営業で車に乗る時間が多く腰痛に悩まれていた患者様にたいしても、
この方法をご提案することで、
劇的に通院回数を減らすことができました。

 

もしも運転時、運転後の腰痛で御悩みの方がいらっしゃいまっしたら、

『シナケア流:バスタオル腰もたれ』を試してみてください。

 

きっといつもの腰痛が軽減されるのを感じていただけると思います。

 

そして、さらなる改善をお求めになられる場合は、

更に根深い根本原因の追求解決を行う、

シナケア総合治療の併用をオススメしたいと思います。

 

運転時の腰痛は筋肉の悲鳴

適切な治療はもちろんのこと
日常生活への適切なアドバイス
その相乗効果が魅力です

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